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だって涙が


家族4人で参列した弔事
お坊さまが太鼓を鳴らしていました。
(木魚ではなかった。)

突然、太鼓の撥が

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こんなふうに

だって涙が_c0074153_0734.jpg








太鼓はスカスカと鳴らなくなってしまい
咳払いをして笑いを堪える列席者たち。
私はちょっと微笑んでしまう程度だったのですが

起爆剤は妹だった。

席順は
母:妹:父:私
私が通路側、一番故人の近親者に近く目立ちます。

妹は笑いが限界に達しており、肩をぶるぶる震わせ我慢している。
母が「ちょっと・・・!」とつついたところ、母も自爆。
二人でぶるぶる震えだし、とうとう父にも誘爆。
父はぶほぉっとか噴出す始末。
人が笑ってると、たいして面白くもないはずの
撥の先端が放物線を描いて飛んでいった出来事が
どうにも耐えられなくなり
涙を流しながら笑いを堪える羽目に。

笑っちゃいけないと思うと益々おかしくなってしまう。
悲しい出来事とか思い出そうとするも効果なし。
私の笑いの原因の父が
「いい加減にしろ!」
と小声で言ってくる。
いや父よ、あなたが笑うのをやめてくれないと無理ですから。
4人並んで肩を震わせ、特に悲しんでいるわけではないのに
涙をぼろぼろと流している不審な家族。

するととうとう焼香が回ってきてしまいました!
祭壇の前で笑いを我慢する自信がまったくない。
頭痛のふりをして私だけ退席しました。(ばればれ)

結局焼香は我が家族はスルーされた模様。

これは来ていないことにしたほうがいいだろうと
終わりまでトイレに潜伏していました。

その後のお清めまで出席した父母は
相当恥ずかしい思いをして、やはり笑われたらしい。
「うちの娘2人はどうしようもないなぁ
と後で父に言われましたが、ふん!責任転嫁も甚だしい。

原因1:母が必死で堪えている妹にちょっかいを出さなければ
     笑いの渦に巻き込まれることも無かった。
原因2:父、笑いすぎ。

まったく、困った家族です。
by olstyle | 2006-09-10 00:10 | OLの休日
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